バドミントン医学生ぬーみんの、目指せ復帰な日々

某大学の医大生が残り僅かのモラトリアムを楽しもうとした矢先の大けがを克服していくブログ(予定)

院内感染で疑うべき経路は?

夏休みになりましたーー!!!わーい!!

夏休みは部活、バイト、語学、プログラミング、旅行とやることが盛りだくさんです。がんばります・・・

前期は外科ばっかり回りましたが、とっても勉強になりました。夏休みの間に学んだことをできるだけアウトプットしていきたいと思います。後期は内科ばっかりを回ります。まだほとんど患者さんとの会話してないのでしっかり患者さんとコミュニケーションをとりたいです。

 

さて、今日は感染についてです。重症患者では感染は命取りになります。臓器不全+感染はかなり予後不良です。感染に対しては原因と経路を同定して適切な治療を早急に施すことが重要です。

ということで院内で起こる感染、特にICUで起こりやすい感染と診断方法や対策をまとめてみました。

  1. 人工呼吸器関連肺炎:レントゲンで肺野浸潤影を認める。
  2. 尿路感染症:膀胱留置カテーテルが原因。尿中白血球を認める。対策はカテーテルの交換
  3. カテーテル関連血流感染:発熱、白血球・CRPの上昇を認める。対策はカテーテルの交換、抜去。
  4. 手術部位感染:創部に発熱、発赤、疼痛を認める。また心臓手術の場合は縦郭炎も。CTでの検索を試みる。治療は開胸開腹、洗浄。
  5. クロストリジウム・ディフィシル感染症:抗菌薬による菌交代現象で起こる。CDトキシン検査で診断する。芽胞に対してはアルコールは無効。メトロニダゾールが治療薬。
  6. 胆嚢炎・胆管炎:臥床安静により胆汁がうっ滞して起こる。

このうち最も診断が難しいのは深部の創部感染です。カテ類をすべて抜いても効果なく除外診断で創部感染を疑い開胸して初めて確定という例も結構あるようです。また肺炎、尿路感染、カテ感染も明らかな身体所見がない場合も少なくありません。

 

http://www.chugaiigaku.jp/upfile/browse/browse1650.pdf

この記事が大変わかりやすいと思います。原因部位や臓器を検索することはとても重要です。感染経路は限られているのですぐに思いつくようにしておきたいものです。