ぬーみんの日記

某大医大生の短期留学と膝のリハビリと医学メモ

UAE留学 初日 (2017/2/5)

こんにちは、ぬーみんです。

トラブル続きながらなんとか大学にたどりついて1日、実習が始まります。

 

  • 時差ボケで眠れず
  • バスで大学へ。どのバスがどの時間に出発するかわからず、運転手に聞きまくる。結局時刻表がどこにあるのかはわからず。
  • 大学に到着。メールのやり取りをしたmedical secretaryの人を探す。正面玄関の警備員→病院管理区画の警備員→管理棟の受付→財務部門の受付(秘書さんのofficeがあるらしい場所)。ここまで来て秘書さんの名前を聞いてもみんな知らないと言う。
  • 仕方がなく病院の奥にいるほかの警備員に聞く→academic affairにいるよと教えてくれる(秘書さんの所属)→場所を教えてもらうも英語を理解できずおろおろしていると通りがかった医者が車に乗せて連れて行ってくれることに→建物につく。秘書さんが待っていてくれた。

ここまでで2時間かかりました。たらい回しもいいところ。

そのあと白衣を借りて内科の事務室で先生が来てくれるまで待機。ここまでで気づいたんですけど、アラブ人ってめっちゃ香水くさい・・・、香水かおる事務員さんとも香水の話をしてつけさせてもらったけどなかなかキツいにおいです。道行く人の中には卒倒するぐらいきつい残り香を漂わせる人もいます。カルチャーショックですなあ。

 

しばらくして今週お世話になるEndocrine Clinicの先生がやってきて回診を開始。

 

ところで、UAEの3大疾患は糖尿病、気管支喘息、交通事故です。

このうちの一つに含まれているからどんなものかと思いきや・・・・

個室の病室に甘いお菓子を山盛りプレートに載せて、お手製カレーとナンを持ち込んで、床に絨毯を敷いて談笑する、って感じの患者さんも散見されるという有様。

「でーつ uae」の画像検索結果

↑このお菓子の盛り合わせをもう少し小さくしたものが病室にあるんですよ、冗談抜きで。

 

 

そりゃコントロール不良の糖尿病にもなるよねえっていうのが正直な感想です。先生方もコーヒーに砂糖を入れるな、とか必死に説得してました。言うこと聞かない患者さんは万国共通なのでしょうか。

 

そして回診も終盤になったころ、頑固な患者さんの説得を聞いていたところで自分の体に異変が・・時差ボケによる寝不足、食料調達をできなかったことによる空腹、慣れない環境へのストレのがベースの上に、あのキツい香水のにおいがトリガーが重なって迷走神経反射を起こしてしまいました。発作は国境を越える。

先生にすごく心配されてチョコをいただいてしばらく休んでいました。国内ではすごく気を付けていたのに油断していました。

 

 

と、まあなんともさんざんな実習の始まりでした。

そのあとのお昼ご飯は安くておいしい病院食堂で楽しみ、午後からは外来見学と食料調達をして1日が終了。

食糧といっても袋めんと食パン・チキンハム・野菜、とかですけど。

 

Endocrineには今週は誰も学生がいないらしく、友達作りはお預けのようです。

この先どうなることやら。先が思いやられます。