医学生が学んでおくべきこと
こんにちは、最近異国に慣れてきたぬーみんです。
今日はこちらの病院の呼吸器内科の先生からいただいたありがたいお話についてまとめたいと思います。
先生「医学生が学ぶべきことって何だと思う?」
ぬ「うーん、正確な知識とスキルですか?」
先生「ちがうよ、よく聞いてね」
英語で質問されているだけでしどろもどろになってるのに、こんなとんちみたいな質問をされたもんだから挙動不審になってしまいました。
以下、先生の答え
まず第一に学ぶべきことは
Proffessionism(プロ意識)
教科書には書いていないけれど、医者としては当たり前であるべきこと
- Respect:医療はチームワークが不可欠。円滑な人間関係を気づくには相手を尊敬することが不可欠である。患者やその家族に対しても然り。
- Good Documentation:チーム内で情報を正確に共有するには正確な記述が必要。形式に則って書く。患者さんの説明も患者さんにとってわかる言葉で正しく伝えることが求められる。
- Confidension:信頼性がなければ仕事は進まない。特に患者さんから信頼を得ることは患者さんの利益につながる。できるといったことは遂行する、できないことはできないという
- Time Management:時間通りにはじめ、時間以内に終わる。時間オーバーは周りに不利益を被らせる。
- Listen to Instruction:上級医から専攻医、専攻医からレジデント、レジデントから研修医へと指揮系統は階段状。一か所でも崩れると機能しなくなる。
そのあとでやっと
Knowledge(知識)
Clinical skill(臨床技能)
が来るそうです。
ちなみにprofessionalismとは何かという記事はこんなものがありました。
10 things that define a true professional - TechRepublic
専門医になったらさらにここまでレベルアップする必要ばある、といったことでしょうか