ぬーみんの日記

某大医大生の短期留学と膝のリハビリと医学メモ

術後4週目

こんにちは、長らくをサボっていたぬーみんです。今週は1日だけ実習に行ってあとは病室でのんびりしていました。

 

2017/11/21~2017/11/27

 

プログラミングではdeep learningに挑戦していますがobjectのinstallにてこずってなかなか進まず、実習の追加レポートもなかなか進まずでほとんど何も有益なことが出来ずに終わりました。

 

生活面では、ついに、なんと、21日ぶりに両足で歩きました。これだけ長期間荷重をかけていないと筋肉が衰えてしまって、ふくらはぎの筋肉で地面を押すことができません。まだ1/3荷重なのでほとんど松葉杖を頼りに歩いている状態です。焦らず安全に歩こうと思います。

 

リハビリの内容はほぼ変わりません。可動域は0°~105°に拡大しました。かなり膝の裏側に痛みと張りを感じます。以前の75°や90°に比べると余力が感じられないので次の120°はかなり苦労する気がします。

また、膝蓋骨周囲の脂肪組織が硬くなってきているのでよくほぐして滑らかにしないといけないのですが、私の組織の硬くなりやすさがマッサージの努力を上回っているようでリハビリに行くたびに先生に小言を言われる始末です。1日3回20分かけて膝蓋骨がよく動くようにマッサージする毎日です。

 

実はこの1週間のうちのある日、ちょうど夜の10時で就寝時間直前だったのですが、整形外科病棟のちょうど下の階から出火したという火事警報騒ぎがありました。幸いにも誤報だったようで何事もなかったのですが、本当に火事だったらどうなっていたことでしょう。整形外科の患者さんも私を含めて車いすや歩行器の患者さんが多いので逃げるのに苦労するわけですが、ICUや新生児科その他超重症患者さんはどうやって避難させるんでしょうか。そして避難しても生命維持は可能なのでしょうか。

そんなことを考えながら眠れない夜を過ごしていました。

私は今、人に助けてもらわないといけない社会的弱者なんだということも痛感しました。