バドミントン医学生ぬーみんの、目指せ復帰な日々

某大学の医大生が残り僅かのモラトリアムを楽しもうとした矢先の大けがを克服していくブログ(予定)

門脈圧亢進と肝臓の解剖(前編)

こんにちは、ぬーみんです。

リハビリでも外来でも筋力低下をdisられ続けてはや1か月。最近は自重トレーニングに加えて電気刺激を利用したトレーニングを取り入れてもらっています(通称電気びりびり療法)。大腿四頭筋のうちの内側広筋に力が入らないので電気刺激で内側広筋を認識しながら自分でも力を入れてトレーニングするというものです。伸筋群はすぐに筋力低下してしまうって習ったんですが、自分の体で絶賛納得中です。

 

全く話は変わりますが毎日聞いている「ザ・ボイス そこまで言うか!」の昨日の回がとても面白かったのでのっけておきます。

2017/09/27(水) ザ・ボイス モーリー・ロバートソン ニュース解説「明日、衆議院解散へ」「トランプ大統領、北朝鮮への軍事行動 "準備整っている"と警告」など - YouTube

モーリーが来るだけで番組がカオスになるというのか何というのか。私が特に気になったのは

  • 小池新党、強力な吸着力を持った烏合の衆が野党を飲み込む
  • 北朝鮮の道路は9割舗装されていない。核とICBMはあるのに電力不足やインフラ不足は深刻。アメリカとのチキンレースでは意外と守りの面での脆弱さを割らしているのではないか
  • 海外特派員ニュースでは手早くニュースをまとめるために声の大きい人、有名な人が取り上げられがち。それが日本に逆輸入されて間違った情報が増幅されたことが過去にはあった。総選挙のネタとしてコンビニエンスに原発0を掲げるとまたおかしな情報が海外に流れて、せっかく東北産農産物の海外向け輸入が解禁になったのに水を差すことにつながるかもしれない
  • 主にラストベルト(アメリカの没落した工業地帯)の貧しい白人層がまともな医療を受けられず、とりあえずで処方された麻薬性鎮痛剤フェンタニルで中毒を起こしている(日本ではフェンタニルは病院内の金庫で厳重に保管されてるのに!!)一方中国では欧米の医療用麻薬解禁を見越して、医療大麻の開発を官民で行って特許取得も進めている。さらに合成麻薬や医療用麻薬の原料も輸出している。中国やばくね⁉
  • クルド人独立の混乱で得をするのはイスラエル

って感じです。あーー、長くなってもた

 

さて、今日の本題は門脈圧亢進症についてです。

まず肝臓のミクロの解剖です。

 六角形の中心が下大静脈に集合する中心静脈、頂点が三つ組み(門脈、肝動脈、小葉間胆管)です。すっかり忘れていました。で、類洞とは肝臓の中で門脈と中心静脈をつなぎ肝細胞と血管内の物質交換を行う役割を担っています。類洞には肝動脈も流れ込んでいます。

門脈圧亢進はこのうちの門脈、類洞、中心静脈、肝静脈のどれかの圧が亢進することで起こります。門脈圧は正常で100mmH2Oですが、200mmH2O以上に上昇したものを門脈圧亢進と言います。

門脈圧亢進で起こることは

  • 腹水:類洞圧の上昇や肝機能障害の低アルブミン血症による
  • 汎血球減少:門脈がうっ滞することにより脾静脈の血流もうっ滞し、脾血流が増加する。それによって脾機能が亢進して血球破壊が亢進し汎血球減少が起こります。

splenomegaly

 

  • 肝機能障害
  • 肝性脳症:人体にとって有害なアンモニアや芳香族アミノ酸が、肝機能障害によって肝臓で分解されることなく脳に直接行きます。そしてダメージを食らいます。ちなみに肝性脳症といえば羽ばた振戦ですが、あれは下の②の図のような「上肢を伸展させて手を背屈させる」ポーズを維持することができず、掌屈と背屈を繰り返すのが羽ばたくように見える事から名づけられました

「羽ばたき振戦」の画像検索結果

 

  • 胃食道動静脈瘤・痔核・メデュサの頭:側副血行路の形成がおこります。胃食道静脈瘤はとくに大出血を起こす可能性があるので危険です。

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関係ないことを書きすぎて長くなったので次回に続きます。

出典:

【保存版】門脈圧亢進とは?原因、症状、治療のまとめ! | 医師が教える人間ドックの評判とホントのところ