バドミントン医学生ぬーみんの、目指せ復帰な日々

某大学の医大生が残り僅かのモラトリアムを楽しもうとした矢先の大けがを克服していくブログ(予定)

輸液の種類

ICUで心停止の患者が出ました。

即座にICUの先生が胸骨圧迫とバッグマスク換気をはじめて、その後すぐに心外の先生たちやってきてが体外循環の用意を始めて。あっという間にオペ室の看護師さんとか麻酔科の先生とか主科の先生も集まって蘇生は無事成功、緊急手術に出棟していきました。

見事なチームプレーと冷静さに感動しました。
自分も冷静にこういう人たちを助けられる医師になりたいって心底思いました。いや、本当に!!

先生たちいわく、「まあ、こうなると思ってたわ~笑」らしいけど。そこまで予見してICUに入れてたのか…


さて、輸液はどうやって選ぶのか…
輸液の目的は主に①水分と栄養補給、②循環血漿量の維持。

①補充するものは細胞内外の成分と栄養です。

このときによく使われるのが3号液、もしくは維持液と呼ばれるものです。
生食を5%ブドウ糖で1/3にうすめたものであるとよく言われます。
特徴は一日で失われる電解質(KやNa,Cl)のバランスを再現している点、一日に必要なビタミンやミネラルも含まれている点です。
まあ言ってみればご飯の代わりです。もちろん全カロリーは補えませんが。

②出血等ショック時や手術、消化液喪失のときです。

補充する成分は細胞外液に近いものです。
出血量の少ない時から順に
生食or1号液→リンゲル液→HES入り→アルブミン製剤
が選ばれます。

生食は0.9%NaCl(とっても安価!!)。1号液は生食を5%ブドウ糖液で半分に薄めたもので開始液と
もいわれます。この二つの輸液の特徴は"Kフリー"であること。救急で運ばれてきた病態不明の患者にはファーストチョイスです。
リンゲル液は細胞外液と同等の成分でできています。実はスポドリはリンゲル液の成分を参考にして作られたそうです。上2つとは異なりKやCaが含まれています。

HES入り輸液のHESとはヒドロキシエチルデンプンのことで膠質浸透圧を高めるための物質です。そのためこの輸液は代替血漿薬と言われます。
それでも血漿浸透圧を維持できなければアルブミン製剤を投与します。ただしネフローゼ症候群のように腎臓がざるになっている病態では投与禁忌です。


ちなみに細胞内液の喪失分も考慮して出血の3倍の量を輸液しないといけないそうです(細胞外液、細胞内液は体重のそれぞれ20%と40%)


www.gebaeiyouclub.com

このサイトがわかりやすいって思いました。

www.slideshare.net

このスライド、神!!ここまでしっかりまとめれるようになりたい。
が、今日のところは先生におしえてもらったことだけまとめてみた。今の段階ではこれぐらいわかれば恥ずかしい思いはしなくて済むかな・・


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成分はだいたい言えるほうがいいかな。特に生食とリンゲルのNa濃度は言えないと恥ずかしい。

アウトプットは難しい・・・