ぬーみんの日記

某大医大生の短期留学と膝のリハビリと医学メモ

術後2日目

どんどん更新が遅れています。病室でもPC使わせてくれーー、ぬーみんです。

リハビリが始まった日のことを書きます。スパルタですなあ。

 

2017/11/2

 

9:00 やっと尿カテが抜かれる。男子に聞いていたほどは痛くなかった。女子は尿道が短いからね。どんまい、男子(他人事)

 

10:00 リハビリ開始。ものすごく疲れて青白い顔をしていたそうです。今にも倒れそうって言われました。術後2日ですが足を上げることはできました(痛い)。リハは午前1回午後1回はするようにとのこと。メニューは

  • 足首背屈底屈×5分
  • 足上げ×60回
  • タオルで足首引っ張って背屈×5分
  • 太ももマッサージ×5分
  • ふくらはぎマッサージ×5分
  • 膝蓋骨内外に動かす(特に内側へ)×5分
  • 膝蓋骨上下に動かす×5分
  • 大腿四頭筋に力入れて膝蓋骨動かす×5分

です。やること多いね、まあ頑張りますよ。明日からいきなり3連休だけどね。

 

14:00 髪の毛を洗ってもらっている途中でお見舞いラッシュ。3回生の基礎配属でお世話になった先生とおしゃべり。部活の後輩が頑張って実験しているそうです。今度ランチにつれていってもらえるそうです。

親もきて友達もアンパンマン駄菓子セットをおいていってくれて。

 

医師は黒子で看護師さんやPTさんはいつでも一緒にいてくれるけど、医師は黒子のような存在で意外と見に来ないんだなあってことですね。そうなると自分の本音は看護師さんに多く打ち明けるっていうのは自然なことだと身をもって体感しています。看護師さんPTさんって神!!医師だけではとてもやっていけないんだなあ

同時に医師と看護師ってやっていることも違うし、名状しがたい溝のようなものがあるような気がします。○○に伝えておくね、聞いておくねってのが時々うまくいっていないときがあったり。

 

'患者'実習、新発見の毎日です。

術後1日目

どーも、ぬーみんです。おバカで忘れっぽいぬーみんなので忘れないうちに、怒涛の勢いで最近の記事を更新しています。

この日はかなり苦痛な日でした。

 

2017/11/1

 

真夜中 痺れで痛い、足を動かしているのかがわからないぐらいに痛くて痺れているおそらく痛み止めが切れている。眠れない。あまりにも痛くて不安になって思わずナースコールしてしまう。大丈夫だよって慰めてもらう。

 

1時 頭の後ろで手を組んで寝ていたせいか、SpO2が90%まで低下しアラームが鳴る。看護師さんが飛んでくる。幸い何もなかったです。

 

そのあと起床まで浅い眠りが続き、看護師さんが見に来るたびに目覚める(痛い)。一番不快だったのは血栓予防のフットポンプで右足は感じるのに左足は圧迫されているのを感じなかったことですね。

 

6時 起床。この時に挿管の副作用ののどの痛みに初めて気づく。水を飲むためにベッドの頭を起こす。またしてもここで初めて尿カテの違和感に気づく。

 

7時 朝ごはん。一気に完食。空腹だったことに初めて気づく。

 

8時 総回診。病棟主治医の先生とルートを取ってくれた先生と雑談をした後執刀医の先生と教授がやってきて状態、手術経過、学生であることが紹介される。とりあえず整形外科に勧誘される、というより入局前提で話を進められる。さらに教授の先生と父親が知り合いであるということも発覚。(父親は教授先生のことを自分だけが知っているって思っていたらしい)これはマズい・・・そして痛いよ!!なんか励ましてよ!!

 

10時 抗菌薬点滴、体拭き、着替えが終わり車いす移乗の練習。動かすとさらに痛くて傷がうずきます。しかも触っていることが一切感じられないほどに痺れが増悪していました。

 

10:30 自室へ帰る。痛いし熱も37.8度まで上がる。だるいし尿カテが気になって動けない。親か来てくれてミスドを置いて行ってくれました。ほとんどお見舞いに来てくれた人にあげちゃいました。

 

13時 尿カテを抜くか決断を迫られる。動くのがしんどいし看護師さんも抜きたくなさそうな表情をするので抜かないまま過ごすことにする。お又が失神するほど臭かったのですが・・・

 

14時 部活の同級生と後輩が来てくれる。「ぬーみんさーーん」の罠にはもう引っかからないぞ!!後輩がお菓子セットをくれる。同級生は実習があるからすぐに退散して後輩と世間話をする。後輩のカップル1周年記念を祝って根ほり葉ほり尋問する。部内カップル、うらやましいですねぇ・・

 

15時 高校の同級生と部活の先輩がほぼ同時にお見舞いに来てくれる。2人同時に相手するのは難しい・・・

 

15:05 看護師さんに今日はいいですって辞退したのに強制シーツ交換がやってくる。痛い足を無理やり引き上げて車いすに移乗し、お見舞いの2人とともにデイルームへ。先輩は以前半月板の手術で入院しているので車いす生活のアドバイスをいただき氷嚢もいただきました。

 

19:50 面会時間終了ぎりぎりに彼氏がお見舞いに来てくれる。10分で追い出す。(足痛い)

 

こんなもんですね。なにより足に血流が戻りつつあることで痺れる痛みが増悪していること、足を動かすと傷が痛むこと、微熱があること、尿カテ入れっぱなしでかなりだるかったですね。

この時点で担当看護師、病棟医、病棟主治医、執刀医、教授から整形外科への勧誘を受けているので逃れられない状態になってます、アカン・・

手術日(左膝前十字靭帯再建、半月板縫合術)

こんにちは、ついに手術日になりました(って時のことを書きます)。

 

2017/10/31

真夜中 手術が怖すぎて病んでる、眠れない。かと思いきや前日にほとんど寝ていなかったので意外とすぐに眠る

 

6時 起床。今までになく清々しい気持ちで目覚める。

 

7時 絶食なので朝ごはんは無し。飲水はOKなので紅茶を飲む。

 

8時 担当の看護師さんが同級生のバドミントン仲間のR君だと知ってうれしくなる。(とってもかわいい系男子)

 

10時 飲水停止。下着をとって術着に着替えて弾性ストッキングを装着。静脈ルートを取られる。R君が一番取りやすい血管で失敗して潰してしまったせいでR君が2発、ベテラン看護師さんが1発、副師長さん1発失敗。20Gの針は難しいらしい・・・。結局5年目の体育会イケイケの先生が取ってくれた(医者すげーーー、こんなんになれるのかな・・・)。ちなみにその先生はぬーみんと同じ某大出身で学祭委員長を務めたらしい。しばし先生と雑談(整形外科に勧誘される)

 

12時 親来る。ご飯はない。

 

14時 呼ばれる。(不安Max)

 

14:15 手術室到着。かたくなに敬語で接するR君にタメ語でええんちゃう?って聞いたら「いやいや患者様やから・・」だと。オペ看さん2人に連れられ中へ。麻酔科カンファ室の前で麻酔科実習中の友達4人とばったり遭遇!!周りのスタッフが全員びっくりするレベルの激励を受けてOP室14へ入室。

 

14:20 フルネーム、手術部位を確認されてベッドへ。心電図をつけるとめちゃくちゃ頻脈だった。で、いきなり麻酔+酸素の気体を吸うことに。全く覚悟できていなかったのといきなり頭が重くなってきたので一気に怖くなりました。涙を流しながら、看護師さんに手を握ってもらいながら、心拍数が150超えるのを聞きながら、麻酔の先生に「お願いします」って何回か言いながら深い闇の中へ。

ほんとにストーーーンって感じで不快感もなく一気に意識がなくなりました、たぶん。

以下聞いた話

 

14:30 OPスタート

 

18:00? OP終了、回復室へ。1週間前にトラブったせいで予想通り半月板が粉砕してたらしく、縫合に難渋したとか。でも切除されなくて本当に良かったです(痛い)。ここはまだ覚えていないです。

 

18:10 意識が半分ぐらい戻ってせん妄のような興奮状態に。うっすらと覚えている頃です。「今起きた!(頭だけムクッと起こす)」「実はポリクリの夢見てたんですよー」「夢も見れていい感じの麻酔でしたねー」とか言ってた気がします。意味不明。ちなみに夢の内容は外科実習が終わってOP室から出た夢でした。たぶん意識が戻りかけの時の風景なんでしょうね。

 

18:30 親来る。このあたりで意識が完全に戻る。外側後部が痛すぎて痛すぎて頭だけ暴れる、髪がぼっさぼさになる。回復室にもう一人いてるのもはばからず「いたいよーいたいよー」ってうなり続ける。あまりの痛さに筋中の痛み止めを打ってもらう。痛みが治まってきてうとうとし始める。

 

19:00 親が帰ってしばらくして彼氏が来てくれる。「ようがんばったね」って言ってくれた。なんもがんばってないけどな。痛み止めのせいでうとうとしていたので受け答えは曖昧。(痛みは治まって痺れが強くなる)

 

21:00 飲水開始。足の痛みを感じないほどの痺れが襲ってくる。ターニケットで足を縛っている時間が長かった、つまり虚血時間が人より長かったので痺れが強くなるかもねって言われました。

 

そのあとは痺れが幸いして痛みを感じなかったのか、思ったよりはよく眠れました。

夏前までにさんざん手術を見てきた時は日常のルーティンという医療スタッフの目でしか見ることができていなかったって今更ながら気づかされました。手術は患者さんにとっては一世一代の大イベントなんですよ、ほんとに!

今日ほど手術室を怖いと思ったことはなかったです。

 

さて、手術当日は想定外に何も起こらなかったのですが・・・勝負は日付をまたいだころから始まるのでした。

入院したよ

今日はついに入院でした。緊張しすぎて入院時バイタル

BP133/85  BT37.0  HR 90

でした。興奮しすぎ・・・

 

なんかわちゃわちゃしてたので時系列でまとめときます。

 

9:30 入院手続き

書類を提出してタグをもらって部屋へ

 

10:00 病室へ案内、荷物整理、病室案内

聞きながらうん、知ってるよって心の中でつぶやく

 

10:30 おむつ買い出しその他雑用

同級生に見られないうちにこっそりと

 

11:30 術前説明

父、母同席。1週間前に転倒したせいで半月板損傷がひどくなってるのと、くっつきかけてたMCLがまた切れた、だと。聞きたくなかった・・・

ターニケットと手術体位のせいでめっちゃしびれるし痛いよーーって脅されまくりました。聞きたくなかった・・・

入院は4週間弱で歩くには6週間かかるかもっていわれました。病院見学どうしよう・・

 

12:00 昼ご飯

余裕で完食!野菜一杯でうれしい。ご飯は多いかな?

 

12:30- 保険申請書類作成×3

めんどくせーーー診断書は退院日程が決まらない申請できないとか

 

13:30 面会その1:部活の先輩後輩

先「ぬーみんさーーん」

ぬ「はーーい(主治医の先生やと思ってる)」

先「ばぁ」

ぬ「だまされたーーー(叫)」

やられました。もうだまされないぞ。ハーゲンダッツを3人でペロリ。私はパンプキンでした。ごちそうさまです。

 

14:30- 読書

半年借りパクしてた本を読む

「100年ライフ」

 

15:00 面会その2:同級生4人

内分泌代謝内科を回ってる4人がケーシーで病室まで来てくれました。さっきの手には騙されないぞ!!

デイルームで医者っぽい恰好の若者×4+患者って意味わからん光景が広がってました。

 

15:30 面会その3:同級生

またまた来てくれました。「なんか変な感じやなーー」だって。うん、私もそう思う

 

15:45 買い物、明日の出頭棟準備、装具受け取り

術後に着けるいかつい装具をもらってきました。右左後に金属が入ってるやつ

 

16:00- 読書

 

17:00  面会その4 彼氏

はたから見たら先生かPTさんと話し込んでるみたいな図でした。特にこれといった話もなく。親とエンカウントしなくて済みました(笑)

 

17:45 晩御飯

食べ収め

 

20:10 お風呂

転倒注意

 

22:00 消灯

PC、読書したかったけど強制消灯。まあどうせ集中できないからいいけど。

寝付けず無理してケガしたこと、部活を惰性で続けたことの後悔とか 、なんでこんな目に合ってるんやろとか手術怖いってことをずっと考えていました。たぶん23:30ぐらいに眠りました。

 

1日いただけで看護師さんすげーーーってなりました。お世話全般を患者さん複数人分こなすなんて頭が上がらない。患者サイドからしたら医師は少し離れた存在になってしまうのですね。患者サイドでないと見えないことがたくさんあるんですね。

明日は頑張るのは先生だけど私も痛みと戦うぞ!!

ケガの痛みは後悔と絶望しかなかったけど、手術の痛みは前向きな痛みですぐとれるし、ちゃんと対処してくれるから大丈夫って思うことにします。

 

今日の14時までBP140、HR100、絶食で過ごすことになるのでしょうか

 

 

怪我の痛みは後悔と絶望の痛み 手術の痛みは前向きな痛み

治せる認知症、進行する認知症

こんにちは、手術まで2週間を切ったぬーみんです。

 

最近の膝のリハビリメニューは

  • 足軽めのスクワット150回
  • 足上げ20回×2
  • 足振り50回
  • 家の中ではサポーターなしで過ごす

って感じです。まだ右に比べて左の筋肉量は40%ぐらいらしいです。ぺらっぺらやでっ言われました。つらい・・

 

 

さて、今日は認知症についてです。

高齢社会を突き進む日本において認知症が増えていくということは必然であると考えられます。将来的には700万人が認知症になるかもという推計も・・・

どこの診療科の医師になっても認知症患者を診ることは日常となることが考えられるので理解を深めることは必須です。

認知症と一言に行っても様々なタイプがあります。一般的に認知症といえばアルツハイマー!!治らんやつ!!って思ってる人は多いと思いますが、治療可能な認知症つまり見逃してはいけない認知症も存在します。

 

鑑別アルゴリズムと特徴的な所見

step1 認知症を疑う所見、日常生活に支障をきたすか →せん妄との鑑別 

  ↓

step2 認知症を疑う(Mini-cogでスクリーニング)→↴ 

  ↓                    ↓

step3 長谷川式20点以下or MMSE23点以下→(陰性)→軽度認知障害(MCI)

    ↓

  (陽性)

step4 認知症鑑別

   (病歴、身体所見、血液検査、頭部MRI/CTなど)

   ↓               ↓

下記を除外     局所神経症状は?→(なし)[A]

   ↓          ↓

   ↓                                 (あり) [B]

   [C]

 

 

[A]

[B]

  • レビー小体型認知症:幻視、パーキンソニズム
  • 脳血管性:脳血管障害の存在、感情失禁、階段的進行(急に進行する)
  • Parkinson病に伴う認知症:安静時振戦、小刻み歩行、仮面用顔貌、嗅覚低下
[C]
  • 慢性硬膜下血腫:高齢者が数日前に飲酒し転倒、頭痛、四肢麻痺
  • 甲状腺機能低下症:便秘、うつ、嗄声、むくみ(non-pitting edema)
  • 正常圧水頭症:精神活動低下、尿失禁、歩行障害
  • うつ病:不眠、反応遅延、希死願望
  • 電解質異常(主に低Na血症):水分多飲、薬剤性

門脈圧亢進症と肝臓の解剖(後編)

長らくブログをサボっていました、ぬーみんです。

色々なことがありました。

 

まず、なんと、スクワットができるようになったんです。それにサポーターなしで歩けるようになりました!!(恐々と)

次に入院手術の日程が決まりました!先生の寛大な措置で追加クリクラがなくなりました!!やったね!あそびほうだr...、いや、ちゃんと病院見学に行ける。

あとは2冊本を読みました。1冊目はマルサスの「人口論」。食糧の生産スピードは人口の増加スピードについていくことはできない、故にどの社会でも一定数の恵まれていない階級が出来てしまうのは仕方がないって理論ですね。1700年代によくここまで考察したなーって思ったのと、地球の今の状態が続けば大飢饉がやってくるんじゃないかって思いました。

2冊目は「白い巨塔」。昔の医者ってやべーなっていうのが率直な感想ですね。ダイナミックな開腹手術のシーンはなんか興奮しました。術式や薬剤は驚くほど進歩しているのに医学教育は全く同じ内容同じ形式みたいですね、悲しいよ。パターナリズム医療の時代にICの考えを明記しているのが画期的だったんだと思います。

 

さて今回は前の続きですね。

門脈がどこで狭窄するかによって同じ門脈圧亢進でも病態や予後が大きく異なります。

肝内性

  • 前類洞性:特発性門脈圧亢進症・日本住血吸虫症・・・肝内門脈が狭窄する。門脈圧は亢進するが肝細胞自体は障害されておらず、肝動脈からの酸素供給も途絶えない(前回の解剖の図を思い出して!)。よって肝機能は保たれ予後良好
  • 類洞・後類洞性:肝硬変・・・肝細胞がウイルスやアルコールによって叩かれて瘢痕化、の過程を繰り返しているうちに肝細胞が大きくなって類洞を塞いだってイメージですかね(間違ってたら教えてーー)。肝細胞が破壊されてるわけだから肝機能障害を起こし肝不全に至ることもある。予後不良

肝外性

  • 肝前性:先天性門脈形成異常
  • 肝後性:Budd-Chiari症候群・・・肝静脈主幹部や肝部下大静脈の狭窄。原因は不明。急性発症のタイプは予後不良

こんなもんかな、あんまり書くことなかったです。

国試問題97I8のシミュレーションby Python

どーも、おひさしぶりです。ぬーみん生きてます。

今日は日ごろのことは置いといて、最近Pythonで遊んでみた成果を張り付けておきたいと思います。

 

さて、MTM先生の授業を聞いた人は見覚えあるかと思われるこの問題。

32歳の女性。遺伝相談のために来院した。父が常染色体優性遺伝疾患に罹患している。この疾患の浸透率は50%。近親婚はなく、本人は発症していない。第1子が発症する確率は? 

 この問題、私たちの世代には厳しい問題だったのではないでしょうか。なんせ条件付確率が高校数学の範囲外だったもんで。

この問題の解き方

病的遺伝子A、正常遺伝子a、浸透率αとする。父親の遺伝子(Aa)、母親の遺伝子(aa)であると考えると

  • 相談者が病的遺伝子を保有している確率は1/2
  • 相談者が病的遺伝子を保有しており、かつ病気を発症していない確率(P)は1/2 * (1 - α) = 1/4
  • 相談者が病的遺伝子を保有しておらず、もちろん発症していない確率(Q)は1/2

このことを踏まえると「相談者が発症していないときに病的遺伝子を持っている確率」はP/(P + Q) = (1/4) / (3/4) = 1/3

この相談者を母親、病的遺伝子を持たない男性を父親として生まれた子供が病気を発症する確率は1/3 * 1/2 * α = 1/12 ≒ 0.084...

 

 

・・・でもなんか直感的に騙された気がするなぁ。

ってことでシミュレーションしてみました。

 

marry.py

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kokushi97_I_8.py

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 病気を発症している父親と健常人の母親が1000回相談者を産んだとしてその子供が病気を発症する確立を計算して、100回試行分を平均した数値が返ってきます。

Runしたところ見事に8.4%付近の結果が出ました。

以上Python による自習(暇つぶし)でした。